羊毛フェルトでCat Shit One作ってみた
1:1 ◆MaXBQAiwxM :2010/09/04(土) 10:09:45.63ID:kE1PuSV50
羊毛フェルトとは羊の毛を特殊な針で刺していき、
繊維をからめてフェルト状にしながら好きな形を作っていく手芸です
今回は小林源文先生著『Cat Shit One』のウサギさんたちを作ってみました
あらかじめ作ったものを携帯で撮りだめしてあります
前作ったのはこんな感じ
やる夫の一人がまん大会
ベトナム戦争での、アメリカ軍の偵察チームに所属するパッキー、ラッツ、ボタスキー、チコの戦いを描く。彼らのコードネームは「キャット・シット・ワン」。続編の『Cat Shit One'80』では戦いの舞台を80年代の東西冷戦下へと移す。
2:1 ◆MaXBQAiwxM :2010/09/04(土) 10:11:42.97ID:kE1PuSV50
3体同時に作っていきます
まず骨組み テクノロートという樹脂製の針金みたいなものを曲げて作ります
今回の試み
今までは直接芯材に羊毛を巻いていましたが
下地用の「ニードルわたわた」という商品を使ってみました
慣れるとまとまりやすくて便利ですが
細かい繊維くずが出るのが玉にきずでした
手足にも肉付けしていきます
こんな感じ 自立するのを確認
それらしくポーズをとってみたりして
ちょっと細いようなのでもう少し肉をつけます
もう一度ポーズ ウサギらしくなったでしょうか
>>8
呪いの儀式にしか見えない
頭を作ります
それぞれ形を変えてみましたがどれが誰のかわかるでしょうか
表面に羊毛を刺して色付け
黒と灰色を混ぜてます
年代はどうしたんだ
ナム時代かエイティーズかそれともPMCか
銃もちゃんと持たせるのか
ベトナムです
ぜんぜん詳しくないのでそれらしく作っているのみです
ミリオタの皆さんには不満かも あらかじめご了承いただきますようお願いします
作るってことが既にすごいんだ
がんばってくれ
なんならうちにあるミニサイズのライフルとか差し上げたいくらいだ
というかパッキーのXM177がまじにあった希ガスw
おお、やさしい人で安心しました
がんばります
頭をつけて全体の感じを確認
この時点では身長差がありますが完成時にはほとんど同じ高さになってます
>>20
おお
かなり近づいてきたな
耳部分
それぞれの色で薄く形を作ります
耳の内側は肌色と赤を混ぜて作ります 3人分の耳
外側と内側を貼り合わせます
お互いの色が混ざらないように、側面を浅く刺していくようにします
耳ができました
根元がふわふわしてるのはこの部分を頭に刺してくっつけるため
顔の塗り分けがしにくいので
鼻や口を刺して顔パーツのだいたいの配置を決めておきます
呪ってませんw
うっかり指を刺して幾度となく血を流してはいますが
怖いってw
今晩一人きりなんだ
耳を頭につけて
こんな感じ
パッキーは目の周りの塗り分けがまだできてません
この後の作業は
実際の順番は顔→服→顔仕上げだったと思いますが
先に服を作る工程をご紹介します
モデルはラッツ、顔をなるべく見せないように撮影してます
フェルトの端を折り返した状態で首周りに巻き、針で刺して貼り付けます
折り返した部分はなるべく刺さないようにします これが襟になります
折り返し部分を切って襟らしくします
身頃部分はほんとにいい加減
適当にフェルトを巻いて刺します
前合わせにしていますがボタンは作っていません
いいねいいねー
色がナム時代だw
ここからタイガーストライプになるのかな?
wktk
袖はこんな形に切って
巻いて刺します
ちょっと肩から脇をカバーするには短すぎました
肩を上げると脇部分の下地が見えたりしたので後で同じ色を刺し足しました
服着た状態
なんかピーコート着てるみたいです
全員着た状態
これに模様をつけてタイガーストライプ迷彩にしていきます
作業のじゃまなのでしっぽは最後につけます
>>1SUGEEEEEEEEEEEEEE
左は家にある羊毛を混ぜて作った色、右は手芸店で買った色です
これを細く撚ったものを刺して模様をつけていきます
まずは薄い色から
適当に散らして刺していきます
続いて濃い方をさっきとは違う部分に刺します
おいおいスゲーな。市販品みてぇ
最後に一番濃い色
はじめは黒を刺したのですが
色合いがきつすぎたので>>44の右の色と黒を合わせたものを刺しました
全体のバランスを見て明るい色を刺し足して服完成です
迷彩まとめ
顔いきます
ラッツ、ボタ、パッキーの順に説明します
まずラッツ
目の位置にアタリをつけます
目の周りを刺して線を描いておきます
目の線内側に白い羊毛を盛り上げるように刺します
目玉部分できました
わかりにくいですが少し盛り上がってます
モフモフしたいお
赤と白の羊毛を混ぜて薄い赤を作ります
これが虹彩の色になります
少しずつ刺して描いていきます
縁から刺していくとやりやすいです
こんなふうになりました
まん中に赤を刺して瞳孔を入れます
わかりにくいですね
白でハイライトを入れます
アイラインを入れます
黒は濃すぎたので濃いグレーを刺しました
目はこれで完成
すげえな
迷彩パターンもちゃんと巻き付けるのか
俺だったらサインペンで済ませてしまいそうだわ
鼻と口
濃いグレーを針で描いた線に沿って刺していきます
鼻先には肌色の羊毛で色をつけました
口も刺してラッツ顔完成です
やっぱりラッツ出てないんですか…残念
続いてボタスキー
ボタは笑顔にします
あのウサギたちが目を閉じて笑った顔って犯罪級にかわいいですよね
灰色だとぼやけたので白でふちどり
中に黒い羊毛で線を入れました
鼻と口
ラッツ同様鼻先に色を入れて濃いグレーで線を描きます
すげぇ・・・
口の中
肌色と赤を混ぜたもので色付けします
口を開いた角度が気に入らなかったのでちょっとやり直しました
歯、口の下の線、下唇をつけます
ボタスキー顔完成
イメージしていたより細面になっちゃいました
口元がイイヨーイイヨー
そしてパッキー
目も口も開いてる表情にします
口の位置を決めます
ラッツ同様針で目の周りの線を描き、内側に白い羊毛を刺して白目を作ります
現段階のパッキーが既にかわいすぎる
茶色で虹彩をつけます
この顔怖いです
濃いグレーでアイラインを入れます
またわかりにくいですが黒で瞳孔を入れました
ハイライトを入れて目が完成
目のまわりにグレーをかぶせて顔の塗り分け終了
鼻と口にいきます
ピンクの鼻、口元の再現度が
うさヲタに対する破壊力MAX
あああたまらん
「羊毛フェルトの質感を生かしたキャラクターを作ろう」というものだったので
>>53、>>77みたいな感想をもらえると目的達成できたかなと思えて嬉しいです
鼻から口元に線を入れます
白い羊毛で下唇をつけます
ボタ同様口の中を色付けして
歯と口の下の線を入れます
パッキー顔完成
正面から見るとやや頼りない顔つきですが
横からだと少しはりりしく見えるかな
これはすごいな
これはいいパッキー
原作が既にそうだけど
リアルな可愛さとデフォルメされた可愛さの
バランスが神
本体ができたのでもうひとふんばり
かぶりものを作っていきます
まずはパッキーの帽子
フェルトをこんな風に切って作りました
てっぺんと側面部分を縫い合わせます
側面を縫って裏返します
この上からドーナツ状のつば部分をかぶせて
下の切りこんでるところをつばの下に縫いつけます
説明下手ですみません
つばがついてとりあえず帽子の形になりました
縫い物苦手
山部分がちょっと高すぎてカンカン帽みたいだったのでつぶしました
服と同じように羊毛を刺して帽子完成
今来た
かわいいw
帽子をかぶらせてみます
完全に実写だこれ
超欲しい
続いてラッツのバンダナ
最初は頭に直接刺しちゃおうと思ってましたが
せっかくなので取り外しできるようにしました
作り方は特に工夫はありません
服と同じ色のフェルトを頭にかぶせて針で刺してつなげただけ
かぶったところ
ああ…この小林源文の世界にぼのぼのちゃんを送りこみたい
最後にボタスキーのヘッドホン
これはどう作ろうか悩みました
黒いビニール被覆の針金を曲げたものに
OD色の平たい革ひもを短く切って接着剤で貼りつけます
針金の片方の端に羊毛を刺して耳当てをつけます
もう片方の端は耳当ての横から出すのがポイント
耳当てに色をつけます
>>48で作った、服の一番濃い色と同じ色です
針金を適当な長さに切って端に黒い羊毛でマイク部分をつけて
ヘッドホンできあがりー
このスキルなら針金とフェルトでモフモフなライフル作れるんじゃないのかww
つけてみる
小物の出来もナイス!
wktkが止まらない
早く3匹並んだ所を見たい
これで3人すべて完成です
前から
後ろから
しっぽもつけました
小銃が足りない!
可愛すぎて目からよだれが
かわいいww
けど原作は殺伐と戦争してるんだよね?
立ち話っぽく配置
あとはおまけ画像をちょこちょこ貼っていこうと思います
感想や質問あったらお聞かせください
あらかじめ作ったものを携帯で撮りだめしてあります >>112フォローサンクス
>>110
落ち着いてスレタイを見るんだ
製作期間は?
総製作時間はわからないですが、携帯の撮影時間を見ると
5月初旬から8月初旬までかかっているようです
途中で放置している期間もあります
おまけ画像
フェルト工作で作れないからといってなんにも装備しないのは丸裸とおなじ
カッコがつかないので手持ちのものでそれらしくしてみました
元ネタよく知らんがすげー出来だってことはわかる
かっこいい!
フェルトってこんなん出来るのかすげー
この装備品はどう見てもそっちの世界だろ
>>1はもともと人形関係のひとなのか?
前に羊毛フェルトでいくつか作ってますが人形関係とかまったく縁のない一般人です
Cat Shit One -THE ANIMATED SERIES-
>>124
やべぇなもふもふたまんねぇ
ようつべの広告に海洋堂の特製フィギュアが乗ってるけど
>>1のフェルトうさぎの方が
もふもふ感があって本物っぽくて好きです
激しく乙です!
カッコいいし可愛い
一日中指先でつんつん触っていたいレベル
ウサギたちの大きさはボタの耳の先までがおよそ13.5cm
腰回りのものはGIジョーとかのを使いましたが
銃は大きすぎて持てないんですよね
「ダイソーフィギアシリーズNo.12 特殊警察Dチーム」の銃を使いました
となりに缶ジュースかなんか置いてうp
少々お待ちを
缶コーヒーと並べてみました
内容量185g、高さおよそ10.4cm
>>134
ありが㌧
けっこう精密だな
乙!
もう1枚貼るの忘れてた
やる夫よりちょっと小さい感じです
装備品つけると重さが出てとても立たせやすくなりました
通信機器らしきものは「タイムスリップグリコ」シリーズのラジオです
ジャングルっぽくしてみました
こういう物を自分で作れるってすごいなぁ
パッキーとラッツの銃は同じものです
銃に詳しい人に尋ねたところ
ボタの持ってる銃だけベトナムの頃より新しいものではないか、とのことでした
銃の名前も聞いたけど忘れました
ダイソーフィギュアすげー しかもホビーオフで1つ63円で買ってウマー
訂正
1つというかこんな風にセットになって63円です
2セット買いました
カニ缶でビール
ボタかわゆ
画像はこれで全部です
また何か作ったらスレ立てるので
その時はよろしくお願いします
見てくれた方、レスくれた方、本当にありがとうございました!
俺のケツを舐める権利をやろう
あなたはもしや一等自営業殿ではw
小林 源文(こばやし もとふみ、1951年1月28日 - )は、日本の漫画家(本人曰く「劇画家」)、イラストレーター。福島県出身、東京都在住。登場人物の台詞にも印象的なものが多く、これも小林作品の特徴とされている。有名なものとして、以下のものがある。『俺のケツをなめろ!』( Leck mich am Arsch ! ) - ゲーテの戯曲「鉄腕ゲッツ・フォン・ベルリヒンゲン」の初稿にある台詞より。主に黒騎士のバウアー中隊長が使う。英語の"Kiss my ass"に相当する言葉。
乙!
楽しませてもらった!!!!
ボタスキーかわいい乙
あれ、おかしくないか?こいつらパンツはいてないぞ?
>>1
それはキャッチ22
やだ・・かわいい
すごいほんとにすごい
欲しいかわいいたまらん
>>※1
MPにタイホされるぞ
すげえ、完全に実写だこれ
※1
今すぐ病院いって来い、頭のな
これ日本のやつだったのか
誰か閣下のHPに貼ってこいよこれ
よかったら次はぼのぼのを頼む
すげええ
俺もやってみたくなった
でも無理なんだろうな…
すごすぎワロタ
やるおがすごいw
ほしい〜
売ってください!
クオリティ高すぎw
ほんとにすごい
売ってたら確実に手に取るレベル
これは良い猫のクソw
それにしてもすごい技術だな。