北方民族の衣装ってステキだと思わない?
1:1:2010/07/26(月) 17:19:55.33 ID:HarG3Nvs0
えーと、先日、カナダ先住民のアートでスレ立てした者ですけど、
ファーストネーションズと同様の北米アメリカ大陸から北太平洋を中心に、
カムチャツカ、シベリア、北海道や千島・樺太、そして果てはずっと西の
北欧にまでわたる北方諸民族の民族衣装も色々とステキだったりするので
皆様方に興味持っていただけたらいいなぁ…
…という訳で、色々と画像を貼っていきたいと思います。
なお、あくまでも出来る範囲ではありますが衣装単体だけではなく、
着用しているものも併せて貼るように努めましたが、モノによっては
結構偏ってますので、その辺りは何卒ご了承下さいまし…(;´Д`)
では、まずは北アメリカから
【トリンギット】
トリンキットはインディアン部族の一つで、アラスカ、カナダの先住民族。
正しい発音はクリンキット、もしくはクリンギット。もともとはフリンキットと呼ばれていた。
彼らの自称は「リンギット」で、「人間」という意味。
掲載のブランケットは、トリンギットの支族であるチルカット族のもの。
トリンギット - Wikipedia
【イヌイット】
イヌイットは、カナダ北部などの氷雪地帯に住む先住民族のエスキモー系諸民族の1つで、
人種的には日本人と同じモンゴロイドである。エスキモー最大の民族である。
イヌイット - Wikipedia
【イテリメン】
イテリメン族は、ロシア・カムチャツカ半島に居住する同地の先住民族である。
カムチャダール族(Kamchadal)とも。
17世紀末にカムチャツカ半島がロシアに併合されたことからロシア化が進んだ。
古シベリア諸語のイテリメン語(カムチャダール語)およびロシア語を介する。
カムチャダールという名称は20世紀に入るころに当地に居住していた先住民、
あるいは先住民と混血したロシア人を指した呼称で、イテリメンが自称である。
コルホーズに属し、漁業、狩猟、園芸などに従事する。
イテリメン族 - Wikipedia
個人的に、なんとなく好みの娘w
【チュクチ】
チュクチはアジア大陸北東端(ロシア領)、チュクチ半島および
その周辺地域に住む総人口約1万5千人の民族である。
その大部分は、チュクチ自治管区の8つの地区に広く分散しており、
残りのごく一部が隣接するコリャーク自治管区のアリュートル地区
およびサハ共和国などに居住している。
チュクチ
婆好みの人向け
【ウィルタ】
ウィルタは、樺太(中部以北)の先住民族で、ツングース系である。
アイヌからはオロッコと呼ばれた。(オロッコは蔑称なので現在は×)
本来の言語はツングース諸語の系統であるウィルタ語である。
樺太では中部・北部に暮らし、シベリアのツングース系諸族と交流をもったほか、
樺太中部のニヴフ、南部のアイヌとも交易をしていたらしい。
2002年の国勢調査によると、346人がオホーツク海沿岸の樺太北部および
南部のポロナイスク(旧敷香町)近郊に居住している。
ウィルタ - Wikipedia
>>13
この服はかっこいいな
北海道開拓記念館所蔵の上衣。
なお、余談ながら、自分が館内でこれの現物を初めて見た際は、
目の覚めるような蒼色に「すげぇ…なんてキレイな服なんだ…」と
心底感動した覚えが…。いやもう、十数年も前の話でございます…。
>>15の青いのはどうやって出したの?
>>27
自分は染織品に関しては門外漢なので、この色が天然の染料によるものなのか
それとも、科学染料によるものなのかは全然分からないんですよね…(;´Д`)
【ニヴフ】
ニヴフ(ロシア語での複数形はニヴヒ)は、樺太中部以北及び一部シベリアに住む少数民族。
古くはギリヤークと呼ばれた。アイヌやウィルタと隣り合って居住していたが、
ウィルタ語の属するツングース諸語ともアイヌ語とも系統を異にする固有の言語ニヴフ語を持つ。
オホーツク文化の担い手であったという説もある。
また、古来の日本や中国大陸の文献に記載されている
粛慎(しゅくしん、みしはせ)はニヴフではないかと指摘されている。
ニヴフ - Wikipedia
網走の北方民族博物館はなしか
>>20
一番最後に参考リンクという形で貼ろうと思ってましたが、
只今指摘されましたので、前倒しで貼っておきます(;´Д`)
北海道立 北方民族博物館公式サイト( 網走 )
【アイヌ】
アイヌ民族(アイヌみんぞく)は、日本とロシアにまたがる北方先住民族で、
歴史的には本州東北部から北海道、千島列島、樺太(サハリン)を生活圏としていた。
現代においては北海道を中心に関東ほか都市部で生活を営んでいる。
千島のアイヌは1875年の樺太千島交換条約後、
そのほとんどが当地を領有した日本政府によって色丹島へ強制移住させられた。
樺太アイヌ(エンチュー)は第二次世界大戦後にそのほとんどが
当地を占領したソビエト連邦政府によって強制的に退去させられた。
彼らの一部は日本(網走等)に移住したが、現在も少数が樺太に住む。
アイヌ - Wikipedia
【参考リンク】
北海道デジタル図鑑~100の物語[伝統・文化]アイヌ文様
なお、傍目から見ると一見同じように見えるアイヌの衣装も、
それぞれ相違がありまして、以下のように種類が分けられています。
靭皮衣(じんぴい)…オヒョウニレなどをの樹木の内皮を発酵させ
靭皮糸を採ったものや、オオバイラクサなどの草皮を乾燥させ、
丁寧に剥がしたものを地機(じばた)で反物に織り、作成した衣類。
なお、靭皮衣の内、樹皮を素材にしたものをアットゥシと言い、
草皮を素材にしたものをレタラペと言います。
木綿衣…本州からもたらされた木綿衣をベースにして、アップリケを施したもの。
帯状の布を施してアップリケをしたものを「ルウンペ」と言い、また反対に大きな
アップリケを施したものを「カパラミプ」と言います。
また、直線裁ちの布でつくる切伏模様(きりぶせもよう)の上に刺繍を施したものは
「チカルカルペ」という名称が付いています。
なお、同じ木綿衣の中でも、アップリケをせずに直接生地に
刺繍だけで模様を作るものを「チヂリ」(チンヂリ)として
これを分けています。
…で、アイヌといったら、ナコ&リムはネタ的に外せませんが
北海道アイヌというよりも、むしろ樺太アイヌとか、もう少し
北の方の民族っぽい感じがするんですよな。↓見てる分には。
ナコルル
リムルル
ちなみに、樺太アイヌの衣装はこんな感じ。
大陸のからの影響が濃いタイプ
さて、アイヌはここらで切り上げまして、
再び北方へと向かいます。
【ネネツ】
ネネツ人は、ロシア極北地方の先住民族である。
直近(2002年)の国勢調査ではロシア連邦内に41,302人いることが確認されている。
ネネツ人の殆どは、ヤマロ・ネネツ自治管区内に居住している。同自治管区の7%程度がネネツ人である。
他の主な居住地はネネツ自治管区、旧タイミル自治管区(現クラスノヤルスク地方)である。ネネツ語を話す。
ヤマロ・ネネツ族 Yamalo-Nenets - International Association of Fine-Art IAFA
ケールット!ケールット!
>>32
ケルトは範囲広すぎませんかね…つーか、少数民族じゃないし…。
まぁ、ご要望もありますことですし、貼るだけ貼っておきますか。
【ウデヘ】
シャーマン:左手に持ってるのは太鼓
現在のウデヘの人口は2,000人未満で、大部分がロシア極東のハバロフスク地方と沿海地方に暮らしている。
沿海地方とハバロフスク地方には5カ所のウデヘの集落がある。
ウデヘ最大の集落はビキン川中流域に位置するクラスニヤール村(Krasny Yar)で、
人口626人のうちウデヘは521人とされている。
なお、ソ連時代にロシア人などとの接触が進む中で、ウデヘの混血はかなり進んでいる。
森の人・ウデヘ | タイガの森フォーラム
【ナナイ】
ナナイは、ツングース系の民族。
分布は主にアムール川(黒竜江)流域で、ロシア国内に約1万人、中国国内にも居住している。
2004年人口調査時の中国国内人口は約4640人。
中国国内のナナイはホジェン族と呼び、55の少数民族の一つとして認定されている。
河川でのサケ・マス漁などの漁労が民族の特徴的な生業で、中国ではキャビア採取のためなどのチョウザメ漁も行う。
シャーマニズムを信仰し、生活の一部が観光化されてもいる。
ナナイ - Wikipedia
右の3人の中から、好みの子を選ぶとしたら誰?
できれば理由付きで。
スカートが短いから
40:1:2010/07/26(月) 20:28:47.88 ID:HarG3Nvs0
個人的には好み。是非とも嫁にしたい。
虹はないのか
>>41
では、探してくるので少々お待ちあれ。
オロチョンの火祭りってイベントがあるんだけど、オロチョン族とは関係ないんだよなぁ~
>>41
うたわれるものがアイヌ神話とか衣装を参考にしとるからぐぐればおk
>>52
見たけどすげーな
どういう神経してんだろ
【オロチョン】
オロチョン族は、アルタイ諸語系の言葉を話すツングース系の民族。
主に北東アジアの興安嶺山脈周辺で中国領内の内モンゴル自治区、その近隣のロシア領内に居住する。
人口は約7千人。もともとは狩猟をしながら移動していたが、現在は定住化が進んでいる。
オロチョン族 - Wikipedia
…えっと、画像自体は残り少なくなってきたので、
あとは淡々と貼るだけにしておきます…(;´Д`)
【エヴェンキ】
エヴェンキはツングース系民族の一つで、主にロシア国内のシベリア連邦管区にあるエヴェンキ自治管区に居住する。
ほか、ロシア国内ではサハ共和国などにも居住し、中国国内でも興安嶺山脈周辺の内モンゴル自治区・黒竜江省などに居住している。
また、日本列島でもロシア実効支配下の樺太や北海道などにわずかながら居住している。エベンキとも言う。
エヴェンキ - Wikipedia
こっちもエヴェンキですが、中国国内に在住していて
中国名はオウンク族(鄂温克族 )と呼ばれてる方です。
満州人スレかと思ったらもっと北方でござったか
>>16
もっと後で貼りますが、満州人の画像も
ちゃんとありますのでご安心下さいまし。
>>16
てな訳で、どうもお待たせしましたー(;´Д`)
【満州族】
満州族(満洲族、まんしゅうぞく)は、満洲(中国東北部、沿海州など)に発祥したツングース系民族。
古くは女真族といった。17世紀に現在の中国およびモンゴル国の全土を支配する清を興した。
同系のツングース民族にオロチョン族、ウィルタ、ナナイ、エヴェンキ族、シボ族がある。
では最後は一気に飛びますよー
【サーミ】
サーミ人とはスカンジナビア半島北部ラップランド及びロシア北部コラ半島に居住する少数民族。
フィン・ウゴル系。サーミ語を話すが、ほとんどがスウェーデン語、フィンランド語、ロシア語、
ノルウェー語なども話すバイリンガルである。ちなみにラップランドとは辺境の地を呼んだ蔑称。
彼等自身は、サーミ、あるいはサーメと自称している。北方少数民族として、アイヌ民族などとの交流もある。
錫を使った手工芸細工が有名である。
サーミ人 - Wikipedia
【おまけ】
フィンランドで思い出したので、ついでにこっちも貼っておきますね。
公式サイト
Korpiklaani - Wooden Pints
コルピクラーニ - Wikipedia
さーて、ネタも尽きましたので、
今から晩御飯食べに行ってきます。
では ノシ
乙
うつくしい
コルピクラーニを貼るんじゃないw
sutoratovariusェ…
>>3
sutoratovarius×
Stratovarius○
コルピなかなかいいよな
なんか皆模様が似てるのに驚いた。どこから始まった模様なんだろう。
乙嫁語りスレかと期待したのに
コルピwwww
なんか東アジアっぽい顔が多いな
ご先祖様が一緒なのか
アイヌとロシアの文化に途轍もないノスタルジーを呼び覚まされる
父方の祖父が北海道の出身である事と関係あるんだろうか